興味しんしんは何と言っても強豪チーム first step AISIN AW の新車です
エントリーリストでは従来と同じ 『つばさ54号』 となってますがどう見ても新造車輛です
55号? て言うか55台も作ったのかな・・・^^;;
表面の凹凸を可能な限り少なくするフラッシュサーフェス化を狙って アッパーカウルは大きな一体透明カバーになっとります
なんとも未来的でカッコイイすね
設計にCADを使わないと伺っていたのですがどことなくCAD/CAMの匂いを感じます・・・
NURBSとかベジエとか有理曲線はスタイリスト(いわゆるデザイナー)によると許せないそうですが エンジニア感覚では何とも官能的なラインですよね^^
※コメント頂き詳細判明しました
長いフロントオーバーハング 短いホイールベース 短いテイルコーン フロントインナーフェンダーを整形した構造部材
トレンドを押さえていますが 肩の上に回り込むフレームとペッタペタの全高はチームのアイデンティティですね
フロントホイール→
写真では全然解りませんが 私の考えとほぼ同じです
同じ理由かどうかはわかりませんけど^^;
最近はセッティングでハマるくらいなら単純がベターと思ってます
リアのリンク式ステア機構です
3対あるリンク(アルミの棒)に注目
モノコック フェンダーのピボットがそれぞれ直線状に並んでいて しかもその直線は垂直方向に走ってます
おそらく単純なジオメトリのままバンプ方向にロックする為の機構では と思います
キャスター角0deg 舵角によるキャンバー キャスター変化もなし トレールも0mm
やっぱり「単純がベター」説ですよね?? 違ったらゴメンなさい^^;
こちらは去年の写真ですがZDP『Tachyon』のリア操舵も同様のジオメトリでございます
リンクは棒ではなく四角い板状です
BIZON『Gilles-S』は少し複雑な動きをします
写真では解りにくいですがフェンダー下端とモノコック床を中心線上で繋ぐ小さなリンクがバンプ方向を抑えます
また これはステア時のアライメント変化をもたらします
tamuraさんの設計は強度・剛性の質量効率が良く考えられていていつも感心します
軽量化の鬼 このあたりデザイナーの個性が出ますよね
あ 全国エコ高生の皆さん 駆動輪のトレール量は慎重に決めてください
だって駆動輪じゃ「トレール」になりませんからね
┐(´ー`)┌
今回は完成度が低く低迷しましたが今後に注目ですチェケ
# by irukaworks | 2012-05-08 00:46 | エコラン日記 | Comments(78)