<   2013年 05月 ( 2 )   > この月の画像一覧

新車想像(妄想)図

見取図
f0067355_2414921.jpg


センター断面図
f0067355_2421732.jpg

[PR]
by irukaworks | 2013-05-17 00:07 | エコラン日記 | Comments(53)

2013 ワールド・エコノ・ムーブ

先週の話ですが
今年もWEMへ行ってきました

風が強く決勝では雨も降りました

激しい気候は何かを感じさせます・・・


f0067355_22374248.jpg今年はZDP『タキオン』 5連覇がかかっていましたが成らず FirstStepアイシンAW 『つばさ54号』が初優勝しました
視界が悪く雨は苦手な54号 少し降った序盤にピットインした上での優勝です

現世代のWEMカーの特徴でもあり成形したフロントインナーフェンダーを構造部材としますが 高い位置で左右を繋いだブリッジ構造としています
更にその上にステアの機構や電装が搭載されており ドライバーは自らの脚とブリッジの隙間から前方を覗くような格好になります
とは言えアッパーボディは丸ごと一体透明部品ですからそこここの隙間から外の様子は窺い知る事が出来るのかもしれません
旧型車から受け継がれる肩の上に回り込むフレームはわざわざ型を起した別成型品で(訂正:コア材を整形してカーボンを貼った一品物とのことです) 一瞬「ロワーを高くするのと何が違うの?」と思いますが ドライバーの視点に近い所に有るために視界が開けます
外形の位置にあの高さがあったら視界を妨げることでしょう

空力的には正背面視では四角に近く 基本形状となる涙滴形(もしくは紡錘形)にドライバーの頭頂部と後輪を覆うヒレの様なフェアリングが付き その二つをブレンドして均した複雑な形状になっています
おそらく前方投影面積を局限する考え方 ※「←は結果でしかない」設計者談 コメント参照
また 前後端の床は持ち上がり下から向こう側が良く見え 後輪は意外なほど無頓着に飛び出ています
そして視界不良の原因でもある極端なスラントノーズ 丸みを帯びた後端部
タキオンとは随分違うアプローチに思えます


f0067355_22594798.jpgディフェンディングチャンピオンにしてレコードホルダー ZDP『タキオン』
現世代のスタンダードを作ったマシンです
予選でパンクに見舞われ後方グリッドに沈み 序盤であっという間に前車をかわしますがこちらも雨でコースアウトを喫します
そのあとは無事に走りきるも例年の様な他を圧倒する強さは見られず ついに連勝ストップ
それでも当然の様に2位です
来年は何かを…  やって欲しいです

このマシンの平面形は鯉に似ていてとても美しい曲線を描きます

f0067355_23341086.jpg3位はちょっとおいといて
最後の最後に逆転されるまで3位を走ったチームトシヤン 『TJ・Rider』
製作中からブログにアップされていた話題のマシンがついにデビューしました
こちらも雨による視界不良が原因でスピンしたものの デビューとは思えない安定感と速さでした
一人で製作し自ら乗るトシヤンさん
勝者と同等の称賛を得ていました
来年は熟成され 更に強くなるでしょう

f0067355_23464934.jpg
構造は私が夢想していたものに近く「やられた!」と思いました
フロントフェンダーの上に回り込んで左右を繋ぐ構造はタキオンも同様ですが タキオンはそれとは別にダッシュボードに相当するブリッジも有しており 上側の構造物は主にフェアリングを支えたり メーターを配置したりといった目的に使われますが TJ・Riderでは中段のブリッジを廃し上側を主構造材とています
利点としては2つの機能を統合する事による単純化 軽量化
体をよじる事が出来るので乗降性が良くなります
欠点は左右輪からの入力は圧縮引張になるので入力点間を最短で結んだ方が構造上有利ですが上に遠回りする事になります
それによって軽量化分は相殺されるかも知れませんが乗降性は結構重要です

上記の構造は現行つばさ54号も同じですが54号はその上にボディーが付きますがこちらはそこが外形そのものになります
54号はアッパーを一体成型にするという別な設計意図を持っていますが どうせ上に避けるなら最大に避けた方が視界が良いと思うのです

さらにTJ・ライダーは側面窓の上側にもフレームが走り フロントのフェンダーとバルクヘッドを高い位置で結びます
部材の具体的なゲージが不明でどの程度それに期待しているのかはわかりませんが この構造は縦曲げに対して有利です
これが付いたことによって成型インナーフェンダーフレームを最大限に活かす構造ではないでしょうか
写真の様に天井から乗降する事になります
乗降性はともかく整備性はかなり悪そうです


f0067355_0154725.jpgそして3位 TeamBIZON 『KAI』(手前)5位『Gilles-S』(奥)
KAIは車体は6年前の物 リア操舵なし
ミツバDDモーター いわゆる「吊るし」 ホイールも含めて売ってるまんまの状態 コア抜きもなし
バッテリーキャパ並列 電圧下がったら直列 それだけ
「10年前の作戦だよ」
と言いつつその作戦を完璧に実行し ゴール直前6~7位からペースダウンする前車を抜きまくり3位入賞
ちなみにエネマネは紙とボールペン

トシヤンさんへの称賛とはちょっと違う 苦笑いの拍手(笑) してやったりのカントクさん
KAIは比較的視界も良く 雨が強まればひょっとしてひょっとしたかもしれません
見たい様な見たくない様な・・・^^;;
真面目な話 何か重い一石を投じた気がします

f0067355_0342064.jpgそしてBIZONの新型 3年目
年々剛性UPを果たしていますが何かが秋田に合っていません 今年も苦戦しました
栃富士のテストではKAIを確実に上回るデータを残しているとの事ですが
原因はこの風と路面のバンプではないでしょうか
研ぎ澄まされ過ぎたGillesは外乱に脆いのではないかと思います

普通に5位はさすがですが 元々勝つ事を目的に作られたマシンです

f0067355_143660.jpg6位 アヒルエコパレーシング東郷 『Pursuiter』
さり気なく新型アッパー だそうです  違和感の無さよ

f0067355_114458.jpg7位 8位 は仲良くTTDCチーム
絶好調 GP戦去年から3連勝中でしたが こちらも秋田は苦手の様です


f0067355_1144081.jpgTTDCチームは盛んに開発をしますのでカレントステータスの詳細が解りませんが 赤の方はリップスポイラーとボーテクスジェネレーターがついてます
オーバーハングがGillesよりもだいぶ短いので地面に擦る頻度は幾分マシでしょう
効果に関するデータを是非知りたいですが やっぱり不規則な強風が吹く秋田では思惑通り機能しないのでは・・・
[PR]
by irukaworks | 2013-05-12 01:34 | エコラン日記 | Comments(24)

エコランカー製作中
by irukaworks
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

虚無な人のプロフ

趣味は
ドライブとバイクいじりです
ツーリングと車いじりはやりません

最新のコメント

ご指摘ありがとうございま..
by irukaworks at 12:11
WEMも車体レギュレーシ..
by 元OWT監督 at 23:53
トシヤンさん コメントあ..
by irukaworks at 23:15
はじめまして。私もよく変..
by トシヤン at 10:44
送ったけど届いてる? ..
by irukaworks at 16:15
心配してたので何より ..
by irukaworks at 20:44
大体いつも元気です そ..
by irukaworks at 22:19
とりあえず画像検索してみ..
by irukaworks at 23:48
先端から四角断面への推移..
by 中村@fs at 02:34
コメントありがとうござい..
by irukaworks at 18:48

イラスト:まるめな